羽生雅の雑多話

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聖者が街に…もとい、勇者がウチにやってきた~祝・ドラクエ30周年

 今日は週末に引いた風邪が悪化し、目は覚めても頭痛がひどくて起きられずにいたところ、ドアベルがしつこく鳴ったので、気合で起き上がりフラフラと階下に降りて鬼の形相でドアを開けたら宅急便のおにーサンでした。頭が痛いのでメガネがかけられずほとんど眼が見えないため手探りで印鑑を探してハンを押し、受け取った荷物は玄関に放置、けれどせっかく起き上がったので頭痛薬を飲んでから、また寝床に倒れこみました。午後から仕事に行くつもりで1時間後にアラームをセットしましたが、どうにもダメそうだったので、休みの電話連絡を入れて再び爆睡。次に起きたら2時過ぎで、薬が効いてくれたのか頭痛も治まったので、やっとこ起き出すことに。起きてしばらくしてから、そういえば朝荷物を受け取ったなと思い出したので、箱を開けました。

 中身は9月に申し込んだドラゴンクエストスペクタクルツアーのグッズ。このツアーはドラクエ30周年を記念して7月から8月に行われたショーで、そのさいたま公演を見に行きました。幅広く支持され、世代を超えるような長さで続いているものにはサブカル的なものといえどもそれだけの理由があるはずなので、極力触れるようにしています。しかも、ドラクエといえば、かつて社会現象にもなり、私自身ファミコン全盛期にはクリアーするのに夢中になってたびたび寝不足に陥った思い出のあるゲーム。なので、渋谷のヒカリエで開催されたドラゴンクエストミュージアムにも行ってきました。長く続いているからこそ広がっていって確固たるものに構築された世界というものが生み出す品々や、その世界を忠実に表現するために開発された新しい技術を見るのもおもしろいので。ショーも、あの独特なファンタジー世界がどんなふうに舞台化されるのか興味があったので行きました。実写化不可能といわれていた小説やマンガが映画化されるのと同じ楽しみです。出来については、あちゃーという時もあるので、一種怖いもの見たさという感じもありますが。

 ショー自体は夏休み演目なので正直なところ子供だましでしたが、二次元世界が三次元になるおもしろさと、吸収力が高い若いころに聴いた音楽がいかに身にしみついていて普段は奥深くにしまわれている記憶を呼び覚ますかということを実感できたので、それなりによい体験だったと満足しました。なので、記念に何かグッズを買おうと思いましたが、全国5公演の最初の公演だったにもかかわらずほとんどが売り切れで、自分が参戦したさいたま公演のご当地スライムストラップすら買えなかったので、せめてもの記念にと、行く予定のない福岡、名古屋、大阪バージョンを買って帰ったのですが、そんな人がいっぱいいてクレームが多かったのか、9月に改めて期間限定でツアーグッズが販売されたので、注文したのが本日ようやく届いたというわけです。値段はさいたまスーパーアリーナのグッズ売り場と同じでしたが、別途送料がかかるためストラップ一つではエラい割高になるので、どうせならコンプリートしようと(またコレクション癖が…)、やはり会場で売り切れだった横浜バージョンのご当地スライムストラップと、公演限定の勇者スライムなるぬいぐるみも一緒に申し込みました。どんなものかすっかり忘れていましたが、箱に入っていたのは…


「剣持ちスライムが あらわれた!」
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 今は遠くなったファミコン時代、弟が買ったソフトを彼がゲームをクリアーした後にやらせてもらってドラクエやFFを楽しみました。その弟が当時なけなしの小遣いをはたいて誕生日にくれたのがスライムベスのぬいぐるみでした。鮮やかなオレンジはかなり色褪せてしまいましたが、今なお健在です。それから20年以上経ってやってきた新たなスライム。30年変わらぬゆるさに、病みあがりの身がちょっと癒されました。これからもガンバって続いていって、40周年を目指してほしいです。(ちなみに下は新江ノ島水族館で買ったダイオウグソクムシ