羽生雅の雑多話

引越してきました! 引き続きよろしくお願いします!

My年中行事~スキーin安比

 3連休の土日は恒例の年1スキーに行ってきました。

 
 一昨年まではスキーを始めてから毎年必ずこの時期に行っていたのですが、昨年は年明け早々からフランスに行くことになったのでパスし、代わりに2月に行くつもりで手配していたのですが、観戦を予定していた平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルの切符が取れず、急きょチケットを押さえた団体戦と日程が重なったためキャンセルすることになり(インフルエンザで結局平昌には行けなかったのですが……)、そんなこともあって2年ぶりのスキーでした。
 
 大学卒業後に始めて、ずいぶん長くなったスキー歴ですが、ブランクが2年もあるというのは今回が初めて。なので、自分の滑りがどうなっていて、どの程度滑れるのか、あるいは滑れなくなっているのかわからなかったのですが、無謀にも初めてのゲレンデにチャレンジしてきました。定番で行っていた白馬の八方尾根スキー場のゲレンデ近くの宿が取れず、しかも八方はここ数年満足に滑れなかったため印象が悪く、シャトルバスや送迎が必要な宿からわざわざ通う気にはなれなかったので。
 
 ということで、ゲレンデ直結の安比ヒルズ白樺の森が取れたので、安比高原スキー場に行ってきました。大宮から盛岡まで東北新幹線はやぶさで約2時間、盛岡駅から安比高原までバスで40~50分、遠いと思っていましたが、行ってみると時間的には白馬とそう変わらない気がしました。
 
 時間的にはあまり変わらないのに、スキー場は格段に素晴らしく、全然満足できなかった近年の八方とは大違いでした。積雪量も十分で雪質もよく、しかも天気もよくて風もなく、こんなに恵まれた状態はいつ以来か思い出せないほどグッドコンディションでした。コンディションがよかったからか、心配していた滑りも問題なく、コース幅は広くて、人は3連休とも思えないほど少なかったので、久しぶりに高速で攻めてきました。中でも初日の後半に滑ったキツツキコースは人口密度が低く、マイゲレンデという感じで、最高に気持ちよかったです。これだからスキーはやめられないと、改めて思いました。

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一日目の午後。見事に人いません。
 
 そんな感じだったので、いささか調子に乗りすぎて、3時40分でセントラル第3リフトが終了したときには足も相当疲れていたので、十分満足してホテルに引き上げることにしたのですが、そのラスト1本で、それまでのように加重がきかず、後傾になり転倒。「あー、コケるコケる」とわかっていてコケるよくあるコケ方で、特に変な痛みもなかったので普通に立ち上がって再び滑りはじめたのですが、すぐ前で転倒した人がいて、避けるためにターンをしようとしたら、もはや足に力が入らず、回りきれなくてギリギリで接触を回避したら、再度転倒。
 
 その後ホテルに戻ってスキーブーツを脱いだら右足に違和感があり、階段を昇り降りすると痛むという感じでした。ホテルに戻るラス1でのミスだったので本当にガッカリでしたが、普通に歩く分には問題がなかったので、マッサージをしてストレッチをすれば大丈夫だろうと思い、気を取り直して夕食へ。朝・夕食付きの宿泊プランで和食を選んだので、岩手の銘酒である南部美人と、プラス1600円で前沢牛の陶板焼きにアップグレードできるというので、そちらを頼みました。やっぱり和牛は最高です。
 
 明けて二日目、右足の違和感は解消されていませんでしたが、痛いというほどではなかったのでゲレンデへ。けれども、リフト乗り場までの登り坂でスキーを漕いだりしているあいだに、寒暖差アレルギーなのか花粉症なのか、例によってクシャミ鼻水がひどくなってきたので、心が萎えてしまい、試しに一番手前の初級コースで1本滑ってダメだったらアクティビティでもするかという気持ちでリフトに乗りました。さらに上へ行く友人と別れて、一番斜度のない白樺ゲレンデを滑ってみたら、わりと問題なかったので、続行することに。この日も天気がよかったので中級コースを攻めたかったのですが、足の状態よりも1本滑る間もたずに垂れてくる鼻水のほうが厳しかったので、あきらめました。

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二日目の午前。上に行けなかったので下から撮りましたが、人がいないのは一緒です。
 
 ひたすらセントラルクワッドをリピートし、5本ほど滑ったあと、所持していたポケットティッシュ2個を使い果たしたので、安比ハッピーモールの売店に行って、鼻セレブ4個セットを購入。友人とは昼食を摂ることになっているホテル安比グランド内の中華レストラン「美麗華」で11時半に合流することになっていて、あと15分ぐらいだったので、ゲレンデには戻らずホテルに行って、店の前で待つことにしました。
 
 時間になっても友人は来ませんでしたが、ホテル内はスキーブーツ禁止でスリッパに履き替える必要があったので、それがわからなければもう少しかかるだろうと思い、先に店内に入って、巨峰サワーを注文。10分ほど遅れて友人が来たところでランチメニューを頼み、食事後、3時にホテルで落ち合うことにして別れ、食べているあいだに半分以上減ったティッシュを補充するため、再び安比ハッピーモールへ。長期滞在者のための日用品なども売っている比較的大きな売店だったので、「もしや」と思い、店内を隈なく見たら薬コーナーがあり、風邪薬や湿布などとともに、コルゲンコーワ鼻炎カプセルのジェルタイプが売っていたので、鼻セレブ4個セットと一緒に購入。処方箋の薬では効かないときに愛用している市販薬だったので、藁にも縋る思いで飲みました。錠剤ならば水なしでも飲めるのですが、さすがにカプセルはダメで、喉でつかえているような感じがしたので、「どうせ飲むなら……」と、安比高原牧場のむヨーグルトを追加で買って流し込み、効くことを祈って1時過ぎにゲレンデに戻りました。
 
 薬のおかげか少し鼻水の量が減ってきたので、なんとか粘って2時半ぐらいまで滑り、45分にホテルに引き上げて終了。というわけで、私のコンディションは散々でしたが、ゲレンデコンディションが良かったので、二日目もそれなりに楽しめました。
 
 ホテルで前沢牛が食べられるとは思っていなかったので、当初の予定より1本早いバスで帰り、駅の近くで食べようと初日に友人と話していたので、16時発のバスで盛岡駅へ。鉄板焼きならぬ陶板焼きは食べたので前沢牛の握りが食べたかったのですが、駅ビルの中に食べられるような店が見あたらなかったので、純情産地いわての店「みのるダイニング」という店に入り、いわて牛五ツ星のステーキ丼と、肉なので岩手産の赤ワインをグラスで注文。こちらの肉も素晴らしくいい肉でした。岩手県は肉が美味しいです。私は肉より魚が好きなのですが、岩手に来たら肉を食べなければソンだと思いました。
 
 食事後、パック入り「かもめの玉子ミニ」と、バラで売っていれば必ず買う「萩の月」を買い、18時50分発のはやぶさで大宮へ。足が痛くてキャリーを持っての駅の階段の昇り降りはキツかったですが、とりあえず大事無く旅程終了です。