羽生雅の雑多話

引越してきました! 引き続きよろしくお願いします!

今年の花見~長瀞宝登山梅百花園と昭和記念公園

 2週間ほど前になりますが、15、16日に仕事&飲み仲間の先輩方と再び長瀞へ行き、前回行ったときに台風の影響でできなかった荒川川下りをリベンジしてきたのですが、ちょうど見頃だというので、ついでに宝登山梅百花園で梅を観てきました。行くまで知らなかったのですが、関東一品種の多い梅園で、約170品種、約470本の梅が植えられているそうです。


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舟より荒川

 宝登山ロープウェイに乗って行ったのですが、上に行くと宝登山神社の奥宮まで徒歩6分とすぐ近くだったので、少し山登りをしてお参りしてきました。

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宝登山梅百花園より釜伏山?

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輪を描く珍妙な梅が枝

 宝登山神社の創建は約1900年前、12代景行天皇の皇子である日本武尊が東国遠征の帰りにこの山に寄ったとき、山火事に遭って進退窮まっていたら、どこからともなく山犬たちが現れて火を消し止め、皇子一行を山頂まで案内して姿を消したため、日本武尊は山の神が眷属を遣わして自分たちを救ってくれたのだろうと思い、感謝して、山の神である大山祇神と火の神である火産霊神、そして祖先である初代天皇神武を祀ったのが縁起とのこと。よって、最初は“火を止めた山”ということで、火止山=ほどさんと表されたそうです。

 ということで、奥宮の狛犬は犬ではなく狼なのですが、それはつまるところ日本武尊御一行を助けた山犬とは狼だったということでしょう。この狼が稲荷神の神使である狐と同じように山の神の神使とみなされ、山の神を祀る聖域の門番とされたようです。

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狛狼の吽

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狛狼の阿

 奥宮の前には売店があり、そこには私が長年集めている覗き瓢箪が売っていて、久しぶりに見つけたので内心小躍りしたのですが、いったい何年そこに置かれているのかと思うほど根付紐が退色していたので、買うのが躊躇われ、人が多く参拝する本社ならもっと新しくてきれいな物があるのではないかと思い、下山したあと、ひとり別行動をとらせてもらい、麓の本社に寄って、数ある中からきれいな紐の物を選んで購入しました。そして御朱印をいただいたあと、待ち合わせ場所の参道途中にある甘味処――ギャラリー喫茶「やました」に向かい、合流。ラ・フランス味のふわふわのかき氷を食べて帰りました。

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宝登山神社の鳥居

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宝登山神社の本殿

 で、昨日は句会仲間と桜を観に立川の昭和記念公園に行ってきました。都心と気温が違うのか、花は満開には程遠く、しかもずっと暖かかったのに週末から寒くなって、花冷えもいいところでしたが、とりあえず日中は雨に降られなかったのでよかったです。北風が冷たくて、まだ風邪が治りきっていない病み上がりには少々厳しい天候でしたが、周囲に人がいない広々としたところでのんびりと、各自が持ち寄った4合瓶の日本酒を飲みつつ歓談しながら、周囲の桜や椿、木瓜の花を眺めて愉しみました。閉園近くになると陽も陰り、いよいよ寒さが我慢ならなくなってきたので引き上げ、立川駅近くの飲み屋で打ち上げて帰宅。翌日さっそくメンバーから投句があったので、連休までにはなんとか三首ひねり出そうと思っています。

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大島桜

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陽光

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染井吉野

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園内にある川の両岸。水が全然無かったので、川ではないのかと思い調べたら、なんと名前は「残堀川」……まさしく「堀だけが残る川」です。

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チューリップもありました。